「滅学」という言葉を作ろうと考えてみた。
これまでの人類は、何かを創造したり増やすことによって文明を発展させてきました。
しかし、良い面ばかりではありませんでした。
選択肢、言葉、物、情報...
沢山あればあるほど良いのだと言う割には、現代人の心は貧しくなっているようにも感じます。
焦りや不安に駆られ、忙殺される日々。埋め尽くされたスケジュール。
皆さんもそろそろ、そんな煩わしいノイズだらけの世界にうんざりしてきたのではないですか?
世の中にいらない物で溢れかえってしまい、そのせいで見失ってしまった大事な物を取り戻すきっかけに飢えていませんか?
実際、僕達にとって本当に大事な物はそう多くないのだということに、僕達自身は薄々気がついている。
突然、こんな考えが浮かんだ。
何かを滅ぼすことによって、それが見つかるとしたら?
創造のための無数の歯車から不要な歯車を取り除いて、より円滑に創造を促すことが可能になるとしたら?
そうして生まれたのが、滅学。
ちょっと安易なネーミングかもしれない。
何せ、20分間の仮眠の中で、ついさっき思いついたばかりですからね(笑)
それっぽく、滅びの哲学と言ってもいいかもしれない。それを略して、滅学。
なんだか、哲学の人に怒られそうな気もしますね。
でも、滅ぼしたい物は沢山あります。
あの世、老害、ニュース...
まずは、こういった皆さんが当たり前に接しているものに対して懐疑的な態度を示した上で、僕自身の見解を述べていくようなスタイルで記事を書いていこうと思います。
反対に、滅ぼさない方が良いと考えるものについて書いていくこともあるかもしれない。
「滅び」というとネガティブな響きかもしれませんが、仏教においてはニローダ(制止する、コントロールする)などの意味があるそうです。
いずれにしても、皆さんに新たな視点を共有できたらと考えています。
視野を広げるための手段は増やすことだけでなく、減らすことによっても成り立つのだという考え方を「滅ぼす」という少々強めのワードで示していきたい。
これから定期的に更新していく予定なので、楽しみにしていて下さい!
一緒に、このノイズだらけの世界を変えましょう。